ミラー・ミライ|照映・未來
2022.6-7
競圖|横浜市公共建築100周年記念「根岸森林公園トイレ」設計コンペ
主辦|横浜市建築局
基地|横浜市中区根岸台根岸森林公園, 日本
機能|公共廁所、休憩空間
設計|姚雄翊 / 高洁琼 / 吳穎 / 宋慶邦
根岸森林公園の土地には、昔から「馬舎」があった。
そこで、人が集まり、 イベントのある時は、人と周りの環境が一つになり、静かな気分が盛り 上がる。
こういう歴史から本案のコンセプトを生み出してきた。構造的には昔の「馬舎建築」の構造を一部継承し、敷地の文脈との繋がりを大事にすること。
トイレに求められる基本的な機能を維持しつつ、それを拡張し、人間の活動が集まり、そこから新たな活動が生まれる公園の中のミニチュア 拠点として、動と静のバランスを保ちながら機能させる。歴史から歩いてきたこの現代建築は「木造」をベースに、現代的な素材を手段として、ミラー効果を作り、歴史と現代が混ざり合いの中、建物そのものを周りの環境に溶け込ませる一方で、建物の空間内部で自然を見る人たちに新たな視点を提供する。
そこで、「見ること」と「見られること」の関係が、新たな次元に引き上げられる。
このトイレは出会いの場所である。
歴史と現在の出会い、遊びと休憩の共存、全てはこの建築でぶつかり合い、盛り上がり、そして建築と一 緒に自然に溶け込む。
2022.6-7
競圖|横浜市公共建築100周年記念「根岸森林公園トイレ」設計コンペ
主辦|横浜市建築局
基地|横浜市中区根岸台根岸森林公園, 日本
機能|公共廁所、休憩空間
設計|姚雄翊 / 高洁琼 / 吳穎 / 宋慶邦
根岸森林公園の土地には、昔から「馬舎」があった。
そこで、人が集まり、 イベントのある時は、人と周りの環境が一つになり、静かな気分が盛り 上がる。
こういう歴史から本案のコンセプトを生み出してきた。構造的には昔の「馬舎建築」の構造を一部継承し、敷地の文脈との繋がりを大事にすること。
トイレに求められる基本的な機能を維持しつつ、それを拡張し、人間の活動が集まり、そこから新たな活動が生まれる公園の中のミニチュア 拠点として、動と静のバランスを保ちながら機能させる。歴史から歩いてきたこの現代建築は「木造」をベースに、現代的な素材を手段として、ミラー効果を作り、歴史と現代が混ざり合いの中、建物そのものを周りの環境に溶け込ませる一方で、建物の空間内部で自然を見る人たちに新たな視点を提供する。
そこで、「見ること」と「見られること」の関係が、新たな次元に引き上げられる。
このトイレは出会いの場所である。
歴史と現在の出会い、遊びと休憩の共存、全てはこの建築でぶつかり合い、盛り上がり、そして建築と一 緒に自然に溶け込む。
伝統の「馬舎建築」の構造を継承し、現代の素材と共に、新たな木造建築を設計する。
建築から公園を、そして公園から建築を見る風景、視点の転換に従い、豊かな空間体験を 提供する。
鏡という素材を手段にし、建築実体を周りの自然に溶け込む。
ベンチ前軒下の高さの変化に従い、それぞれの景色が目に映って来る。
©2020 BY HSIUNG I YAO
TungHai University Department of Architecture / Team Mixⁿ
TungHai University Department of Architecture / Team Mixⁿ